第14回医療の質・安全学会学術集会に参加しポスター発表してきました
- tomorish atelier
- 2019年12月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月10日
2019年11月29日-30日,国立京都国際会館で開催された医療の質・安全学会に参加してきました。今回は学会のプログラム・実行委員としても携わらせていただき、参加者は3,612名と大変盛り上がる学会となりました。
ポスター発表は340演題、わたしは医療安全教育の「活動報告」で発表しました。テーマは医療者への効果的な教育手法としての、グループワークと議論や対話をリアルタイムで可視化していくグラフィックレコーディングを取り入れたワークショップについてです。場をうまくデザインすることと、出た意見をイラストで可視化していくことで、参加者も講師も学びを全体で共有することができます。
このプログラムは、ゲームや動画を組み合わせた講義、小グループによるインタラクティブなワーク、そしてグラフックレコーディングを使って全体に循環させるという、多層な組み合わせが最大の特徴です。
当日は、「後から学びを振り返りやすい、思い出しやすい」「参加していなくても内容がわかるのがいい」、などポジティブな意見をいただきました。一方で、いいのはわかるんだけれど、イラストが描けないのはどうしたらいいの?という質問も受けました。
グラフィックレコーディングは、上手にイラストを描けることが目的ではないと感じています。むしろ、出てきた意見のどこを引き出し、どう配置していくかといったセンス、これがなかなかに難しい。一人で全てをまるっとやり切るのではなく、役割分担しながら進めていくのもいいと思います。ちょこっとした絵を描くのが好きな人は実は結構いると思うので、まずはやってみる!楽しんでみる!というのが大事かなと感じています。


ポスター作る時も、色合いや配置にとにかく試行錯誤...
あさひ高速印刷さん、今回も綺麗に印刷をありがとうございました。
#medical illustration
#graphic recording

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